包括的連携協定とは
PMDAでは、2015年4月より、業務の質を向上することを目的として、業務上明らかとなった課題及び最先端技術の実用化のための課題をPMDA自らが主体性を持って解決するため、大学、質の高い臨床研究を進める医療機関及び研究機関(以下、「アカデミア等」と言う。)との協力・連携体制を構築してきました。レギュラトリーサイエンスの推進により審査・安全対策業務の質の更なる向上を目指すとのPMDAの第5期中期計画を踏まえ、アカデミア等と広範な分野での協力・連携を進める体制を構築することを引き続き目指しています。
協力・連携体制の構築に際しては、PMDAと連携するアカデミア等の強みを活かした効果的な連携の実現を目指すため、連携することの本質的意義や目的、共通の課題、双方がそれぞれ保有する知識・経験・固有機能等を整理し、互恵的な連携を進めるメリットの明確化を図ります。人材力の強化、科学的エビデンスの充実・強化、情報発信力の強化を軸とし、双方で協議しながら特徴的な連携内容を設定します。包括的連携協定に基づき、レギュラトリーサイエンスを推進するための環境を整備し、PMDAにおいて最新の科学・技術を評価することができる能力の向上等を目指します。
包括的連携協定を締結したアカデミア等及び活動状況
アカデミア等 | 締結日 | 主な連携活動 | |
---|---|---|---|
国立研究開発法人 国立がん研究センター |
2016年2月2日 | プレスリリース[147.24KB] | 活動実績[110.80KB] |
国立大学法人広島大学 | 2016年3月4日 | プレスリリース[165.10KB] | 活動実績[71.35KB] |
学校法人慶應義塾 | 2016年3月11日 | プレスリリース[190.90KB] | 活動実績[88.07KB] |
国立大学法人筑波大学 | 2016年3月30日 | プレスリリース[125.21KB] | 活動実績[111.60KB] |
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター |
2016年7月11日 | プレスリリース[316.10KB] | 活動実績[88.01KB] |
国立大学法人東北大学 | 2016年10月31日 | プレスリリース[167.37KB] | 活動実績[105.72KB] |
国立健康危機管理研究機構(旧:国立研究開発法人国立国際医療研究センター) | 2017年3月14日 | プレスリリース[114.95KB] | 活動実績[97.26KB] |
国立研究開発法人 国立循環器病研究センター |
2017年7月24日 | プレスリリース[104.10KB] | 活動実績[77.72KB] |
国立研究開発法人 国立成育医療研究センター |
2018年1月22日 | プレスリリース[97.31KB] | 活動実績[80.10KB] |
国立大学法人東京科学大学(旧:国立大学法人東京医科歯科大学) | 2020年2月25日 | プレスリリース[492.80KB] | 活動実績[70.72KB] |
国立大学法人東京大学 | 2020年3月31日 | 活動実績[88.80KB] |
連携大学院協定
アカデミアとの連携関係を構築することにより、PMDA業務の効果的推進に資することを目的に2009年12月に創設し、2025年4月時点で16大学と連携大学院協定を締結しています。現在は、連携大学院制度をさらに発展、強化させた包括的連携協定の締結を進めています。